sparklersの日記

自己顕示欲と羞耻心と。私に都合のいい私の話。

ボビイブラウン ブラッシュ #46クレメンタイン

昨年末くらいからチークはベネフィットのダンデライオンを使い続けていて、今容器の底が見えている状態。ダンデライオンは薄付きのペールピンクでとてもオーソドックスな印象。とにかく薄付きなので付きすぎるということがなく調整しやすい色なんだけど、普通すぎてこれならベネフィットを通販する必要はなかったと思う。薄付きだけどプレスがゆるめなのか、ブラシにたくさん取れてしまって減りも早いし。

パッケージの可愛さや無難な色として選ぶならあり、という印象。

Benefit ベネフィット ダンデライオン ブライト二ングフェイスパウダー

Benefit ベネフィット ダンデライオン ブライト二ングフェイスパウダー

 

 冬~春~夏にかけて使い続けて色味に不満はなかったけど、涼しくなってくると途端に頬だけ浮かれているような……ちょっと可愛らしすぎるような感じがしてきた。もちろん年齢的なものもあると思うんだけど、もうちょっと落ち着いたオレンジ寄りのチークが必要だと思って伊勢丹へ。

パールが入ってると変に光沢が出てしまうのでマットなもの、リキッドやバームは朝付けるのが手間なのでパウダーという条件でいろいろ見る。そしてケースがコンパクトだとなお良し。

NARSは価格的にお手頃だし質も良さそうだけど光沢のあるものが多そうだったのでやめて、RMKは最近なんとなく惹かれるものがないしケースも好みじゃないのでやめて、アディクションはしっくりくる色がなかった(タッチアップしてもらってたら違ったかも)のと、ここのところアディクション結構買ってたから他のブランドも試したくなってやめて、CHANELやDiorは価格と気分的に乗れず、シュウウエムラは無難すぎて違うとこに行きたくなってやめて、、、

結局ボビイブラウンに落ち着く。ケースがコンパクトで蓋を閉めてても中の色がちゃんと見えるところが良い。秋冬にもしっくりくるオレンジ寄りのマットなものをと伝えてクレメンタインという色をおすすめしていただき、タッチアップして購入。

クレメンタインって柑橘類の名前だけど、なるほどそういう果実や皮の色。私が付けてもらったときはよく熟れた柿のような色だと思った。オレンジチークだとクレドポーボーテのものも持ってるけど、それより深みがあって秋冬向けな印象。暑い季節はクレドのほうが明るく元気な感じになるはず。

自分でつけてみると、とにかく発色が良い。良すぎるくらいなのでブラシに取る時はそっとタッチするくらいで充分。そこから更にブラシを払ってつけてちょうどいいくらい。価格的には容量の割に高めだけど、減りは確実に遅いので良い買い物ができたと思う。

最近の感じだとアイメイクはツヤを乗せるだけとかラインで印象を与えるようなメイクのほうがしっくりくるから(エフォートレスっていうやつなんですかね)、チーク選びのほうが大事だな。

リップはアディクションのオレンジピンク、ガーランドを合わせて、アイメイクはマスカラアイラインなしの薄付きゴールドベージュグラデでシンプルに。もうちょっと華やかにしたいときは目元をグレーベージュにするかゴールドベージュに深めのグリーンを少し足すくらいにする予定。

清少納言『枕草子』

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

枕草子に出会ったのは、小学校に入ったばかりくらいだった記憶がある。

枕草子 (くもんのまんが古典文学館)

枕草子 (くもんのまんが古典文学館)

 

 公文から出てる子供向け漫画を、書店の児童書コーナーで発見して買ってもらった。ずっと昔を生きた人が今を生きる自分とおなじようなことを感じている、ということが単純に面白くて何度も何度も読んだ。小学校高学年になって買ってもらったのがこれ

 

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

 

 大庭みな子訳のもの。2009年に新版が出てるみたいだけど、私が持ってるのはこっちの古い表紙。女房装束の女性がハンディカム(当時の最先端!)でうぐいすを撮っている。

枕草子 (少年少女古典文学館 第4巻)

 

この講談社から出てるシリーズ、日本の古典シリーズも海外文学の古典シリーズもあるけどどれも解説が図入りですごく充実してるので、当時の時代背景や文化がわかりやすくてとてもよいです。閑話休題

時代を問わず人の感じることってあまり変わらないんだな、というところは相変わらずだけど、大庭みな子の軽妙な訳が読みやすく美しい。平安貴族の感じる「をかし」の感覚というものを叩きこまれた。清少納言が暮らした清涼殿の間取りまで見開きで図解してあって、脳内では3Dマップを移動していた。大学時代京都に旅した時には御所に行って清涼殿を実際に見てきたくらいには思い入れがある。

そして昨年、NHKの『100分de名著』という番組でも枕草子をやってたのでそのテキストを購入。 

清少納言『枕草子』 2014年10月 (100分 de 名著)

清少納言『枕草子』 2014年10月 (100分 de 名著)

 

枕草子に関しては個人的に思い入れが大きすぎて、 なんとなく著者の解釈というか楽しみ方にすんなり入っていく気になれず、録画した番組も見てないし本もぱらぱらとめくっただけなんだけど、清少納言が仕えていた中宮定子が政争に巻き込まれて失脚、若くして死んでしまうという背景を強く意識した読み方であるらしい。

清少納言の宮中生活は中宮定子の栄華とともにあったわけで、定子が亡くなったときの落胆ぶりは想像に難くない。その視点から大庭みな子訳を読んだ上で、NHKのテキストを読もうと思っている。

長い時の隔たりがあっても人の感じるところには変わらぬものがあり、それは歴史が血の通った人のあゆみによって現在まで紡がれていることの証明だと強く感じられる。遠い昔のことも今に至る地続きの歴史の一部だと実感できる古典。

 

ライムとかミントの香りが好きな人はボディケアに何を使えばいいのか ボディショップ ヴァージンモヒート、ハウスオブローゼ ライム&オレンジ

 ボディソープは数種常備して気分で使ってるけど、多分一番使用頻度が高いのがこれ。

ライムの香りが強くて、オレンジの香りは少しだけ、甘くないさっぱりした香り。すっきりするので朝出勤前に使うことが多いです。もともとライムが大好き、でもグレープフルーツやレモンはそんなにしっくりこないので、ライムの苦味や青さがよく出てるこれはとても気に入ってて今使ってるのは2本目。400mlのボディソープを飽きずに買い続けるってけっこうすごいと思う。本体価格1,000円なので惜しみなく使えるのも良いです。出勤する頃には香りが飛んでるので、香りすぎを気にすることもないし。

で、今年の夏ボディショップから限定でモヒートのシリーズが出るとプレスリリースで知り、以来発売が待ち遠しくて仕方なかったですね。

 フレッシュなミントに しぼりたてのライムのツイストを加えた スタンダードなモヒートに、 ココナッツウォーターのほのかな甘みを一滴。 ザ・ボディショップオリジナル 「ヴァージンモヒート」の香りの出来上がりです。

http://www.the-body-shop.co.jp/tbs/pr/2015_VirginMojito.pdf

プレスリリースより抜粋。ミントもライムも大好きなので、発売を心待ちにしていました。

が、発売日直後に店舗で香りを確認するとそんなにはまれず。5アイテム全部買っちゃうのかなと思ってたけど、一気に落ち着けた。モヒートと聞いてイメージしてたよりもかなり青臭くて、なんか違う感。ライムよりもミントの草っぽさが全面に出てるのかも。香りを表現するボキャブラリーと嗅覚がないのでこれ以上うまく説明できないんだけど。ミント好きな人ははまるんだろうな。

なんか違うと書きつつも嫌いな香りではないので、シャワージェルとボディソルベは買いました。MUJIのPPボトルに移してジムで使っています。

ビオデルマ サンビシオH2O

シュウウエムラのクレンジングオイルに続き、新しいクレンジングを導入した話。

ポイントメイクリムーバーはルナソルをかなり長く買い続けてきたけど、120mlで1,200円というのが納得できなくなってきた。シャネルなんかに比べれば安いけど、惜しみなく使える価格でもなく。

そして1月からジム通いを始めたので、プールに入る前に化粧を落とす必要がでてきました。リキッドとかクリームタイプのクレンジングを持ち歩くのは結構かさばるし面倒なので、拭き取りクレンジングを導入することに。

数年前フランスに行ったとき、ドラッグストアでビオデルマの100ml入りミニボトルを買ったらちゃんと化粧を落とせるのはもちろん、乾燥も特にしなかったなあ、とビオデルマに。確か1ユーロくらいだったような。

ビオデルマって数年前までは日本にもカウンターあったなあ、と思いつつAmazonで購入しました。MUJIの大判コットンを2枚に裂いて染み込ませ、同じくMUJIのプラケースに入れてジムに持って行ってます。 

ビオデルマ サンシビオ H2O-D 500ml (クレンジング)【並行輸入品】

ビオデルマ サンシビオ H2O-D 500ml (クレンジング)【並行輸入品】

 

フランスで買ったのと同じものを、とピンクのキャップのものを選んだけど、これが一番一般的なタイプみたいです。なんとなく原料臭のようなものを感じるけど、そんなに気にならない範囲。普段はシュウウエムラのクレンジングオイル、ジムのときだけビオデルマを使ってます。

最近新宿東口のTOPSHOP跡地にできたアインズトルペでも売ってるのを見ました。 

www.bioderma.jp

シュウウエムラ フレッシュシャインクリアクレンジングオイル

この5年くらい、クレンジングは

ルナソルのポイントメイクリムーバーで顔全体を拭う→乳液か馬油をたっぷりつける→お風呂で牛乳石鹸の赤、週1くらいでスイサイの酵素パウダー

というかなりズボラなメニューでした。実際のところ、乳液や馬油をつけるだけで終わってた日のほうが多かったかもしれない。スキンケアは生協の300ml800円くらいの乳液(化粧水はほとんど使ってなかった)。あと馬油。それで特に不満なく過ごせていました。

が、三十路に突入して初めての夏、鼻の毛穴が目立つようになり危機感が募りました。今まで毛穴の存在を意識したことがそもそもなかったので結構動揺しました。頬の毛穴が目立ってくるようになるのならたるみだろうし、鼻の毛穴は汚れでしょ、あー汚れ落としきれてないんだな、と。思い当たる節はもちろんクレンジングの甘さ。

確実にすっきりメイクを落とせて使うのも手間じゃないもの、つまりダブル洗顔がいらないもの、やっぱりシュウウエムラのオイルなんだろうなーとあっさり決めました。

シュウウエムラを覗いたら、クレンジングオイルって6種類もあるので驚いた。お値段も150mlで2,900円から4,200円まで幅広い。カウンターで香りやテクスチャについて尋ねてみたけどどれもそんなに変わらないとのこと。

brand.shuuemura.jp

オフィシャルの機能別説明と、カウンセリングページを熟読。そして「シュウウエムラ クレンジング 毛穴」とかで検索。あと価格。結果、一番安い価格帯で毛穴ケアに特化したピンクのフレッシュシャインクリアを選びました。

公式オンラインショップで初回送料無料、web限定サイズで100mlがあったのでとりあえずこのサイズから。

使い始めて2週間弱経つけど、角栓がポロポロ落ちる!とか、毛穴が締まった!とか、劇的な変化はなし。まあそんなもんだろうと思うので、これ以上ひどくさせないために使い続けると思います。

オイルクレンジング特有なのかこの製品に特有のものなのか、オイル臭さはなんとなく感じるけど、そこを除けばメイクはすっきり落ちるし、肌荒れもしなかったので概ね満足。