sparklersの日記

自己顕示欲と羞耻心と。私に都合のいい私の話。

日々の化粧の実用書、長井かおり『必要なのはコスメではなくテクニック』

色々な方のブログなんかで見ることが多いので、この本を買ってみた。私はKindleアプリで読んでます。 周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック 作者: 長井かおり 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2016/07/01 メディア: 単行本…

清少納言『枕草子』

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 枕草子に出会ったのは、小学校に入ったばかりくらいだった記憶がある。 枕草子 (くもんのまんが古典文学館) 作者: 清少納言,森有子 出版社/メーカー: くもん出版 発売日: 1991/04 メディア: 単行本 クリック: 3回 この…

最近の読んだり積んだり

黒田育世の新作、『波と暮らして』を観るにあたり、オクタビオ・パスの原作を読んだ。 世界文学のフロンティア〈2〉愛のかたち 作者: 今福竜太 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/11/18 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 14回 この商品を含むブロ…

最近読んだ本、ほとんどkindleか青空文庫で読めるもの

パーク・ライフ (文春文庫) 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/10 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 52回 この商品を含むブログ (255件) を見る 最後の息子 (文春文庫) 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2002/08 …

水野学 センスは知識からはじまる

タイトルがうまい。センスは僕らのような特別な才能ある人間にだけ備わってるものではないのです!知識でなんとかなるのです!!そんなメッセージを、くまモンのアートディレクターが発するならそりゃ買う人はたくさんいるだろう。 内容はタイトルそのままで…

松田青子 英子の森

やっぱりこの作者さんはうまいよなーと思う。表題作はきれいにまとめてるんだな、と思うんだけど、それ以上の面白みは見つけられなかった。なんというか、読者のレベルに降りてきて書いてる感じ……例えが悪いか。 表題作以外のほうが私は好きで、特に『博士と…

松田青子 スタッキング可能

スタッキング可能 作者: 松田青子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2013/01/18 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (52件) を見る 評判に違わぬかっこよさ。面白かった。

近況と養生

昨日の朝7時頃から今(20時50分)まで、切れ切れに2時間弱しか眠れていない。夜遊びしていたわけでもなく、本当に眠れない。一昨日、暖かくなったと思ったら夏バテのような体調になり、昨日は体を縦にするのに1時間半かかった。出勤しても寒気と眠気が激しく、…

大学受験の現国で困ってる人に役立つかもしれないことを個人的体験から書く

「読書量は多いのに現国で点が取れない」人って、私がそうであったように一定数いるんじゃないかなと思います。 そういう人が現国を解けるようになるには、というのを、実体験から書いてみます。 ちなみに私自身は院生でも予備校講師経験があるわけでもなく…

はてなから頂いたAmazonギフト券で買ったもの

先日、トゥーサンの『愛しあう』について読書感想文を書いたらはてなさんからAmazonギフト券5000円分をいただいたので、それで購入したものを書きます。 イメージと意味の本 記号を読み解くトレーニングブック 作者: ショーン・ホール,前田茂 出版社/メーカ…

はてなさんありがとう。読書感想文優秀作品に選んでいただきました

もう一ヶ月以上前の記事なんですが、 愛しあう ジャン=フィリップ・トゥーサン - sparklersの日記 はてなのお題が読書感想文だったので『愛しあう』という小説の感想文というか推薦文というか、、を書きました 。忘れた頃にはてなからidコールがきていたの…

愛しあう ジャン=フィリップ・トゥーサン

秋の夜長は読書とブログ というお題があるそうなので。 原題は FAIRE L'AMOUR、英語で言うところのメイクラブ。フランス人作家による日本を舞台にした恋愛小説。 主人公「ぼく」と恋人マリーはフランス人。別れ話をする二人の関係は、「ぼく」が隠し持つ塩酸…

田中慎弥 共喰い

共喰い作者:田中 慎弥集英社Amazon 言わずと知れた芥川賞受賞作を遅ればせながら。 全編を貫く水、水、水。その汚水の臭いまで漂ってくるような描写。体温と汗の臭いまで感じられるかのような性と暴力の生々しさ。下関の方言表現が効いていて、その土地の体…

最近の積ん読

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)作者:ミランダ・ジュライ新潮社Amazon 半分くらい読んだ。ミランダ・ジュライの映画、気づいたら公開期間が終わっていたので観られなかったのが悲しい。短篇集であるがそれぞれに哀しさがにじみユーモアが炸…

村上龍 最後の家族

最後の家族作者:龍, 村上幻冬舎Amazon 去年の中頃くらいに読んだと思うんだけど、感想なにも書いてなかった。 軽く崩壊しかけた家族がそれぞれの道を見つけて自立してゆく話。とても雑に書いてしまえばそうなる。 家族の各人が見事にそれぞれの人生を選び、…

村上龍 歌うクジラ

歌うクジラ 上作者:村上 龍講談社Amazon これ、iPhoneアプリとしても販売されていて、音響でも楽しめるようになっている。どうせならそちらを、と思うのだけど、1,500円。うーん。読むだけなら図書館でも借りられるけれども。うーん。

すずしろ日記 山口晃

すゞしろ日記羽鳥書店Amazon 山口晃さんは絵ももちろん巧いのだけど、書き文字が美しいのが素敵だと思う。 几帳面にすぎず、飄々とした軽快さがある字だ。

死者の奢り 大江健三郎

前回某大学病院に行った時はとても長く待たされたので、今回も文庫本を持参。死者の奢り・飼育 (新潮文庫)作者:健三郎, 大江新潮社Amazon 一度読んだような記憶もあるんだけど殆ど忘れてしまっているのでもう一度。 意外と待ち時間が短かったので死者の奢り…

異常の構造 木村敏

異常の構造 (講談社現代新書)作者:木村 敏講談社Amazon 読まねば読まねばと思ってやっと借りられた本。いろいろ終わったら読む。

このカテゴリ使うのがしばらくぶりすぎて

読み書きができなくなって早数年、日々の思考の澱が実体化したかのように積読が増えた。全部消化しきったら少しでもまともな人になれるんでしょうか。 最近ではもう読めないのがわかってるから本を購入することすらしなくなった。昔は「また本を読めるように…

悪人 吉田修一

悪人作者:吉田 修一朝日新聞社Amazon 面白かったー。舞台がよく知ってる場所だし方言のニュアンスも全部わかるから入りやすかった。けどそんだけだ…。 なんていうか自分は読書に多くを求めすぎなのかなーと思っちゃった一冊だった。そりゃものすごく感動とか…

素粒子 ミシェル・ウエルベック

素粒子 (ちくま文庫)作者:ミシェル ウエルベック筑摩書房Amazon 図書館で借りたはいいんだけど返却期限までに読めるのかな。読めないな。延長できるかな。

中丸明

中丸明でぐぐったら今年の初めに鬼籍に入られていたことがわかった…。まだ若いのに。ハプスブルク一千年 (新潮文庫)作者:中丸 明新潮社Amazon むかーしこれでハプスブルクのくだりを頭に定着させたんだけど。狂女フアナのくだりはまだしっかり覚えてる。賛否…

ジャン=フィリップ・トゥーサン

逃げる作者:J・P・トゥーサン集英社Amazon もうすぐ読了。

新潮文庫の谷崎潤一郎作品、の表紙

主な谷崎作品の表紙(新潮の刺青とか) 新潮文庫から出てる谷崎作品の表紙はえんじに金の梅という毒々しさがすごくかっこよくていいなあと思っていた。陰翳礼賛の羊羹のくだりを思い出させるえんじ色。しかしこの間書店に行ったら 新潮の「痴人の愛」 痴人の…

大人の科学

テルミン (大人の科学マガジンシリーズ)大人の科学マガジンAmazon やっとやっと買ったった。組み立ては年明けかな。