sparklersの日記

自己顕示欲と羞耻心と。私に都合のいい私の話。

ももいろクローバーセカンドデビューツアー秋の陣〜天下を獲りにいくぜっっ!!〜 2010.10.09 ishimaru soft 本店

 久々の生ももクロ。夏のシロメツアーとか東京アイドルフェスティバルC.C.Lemonホールは日程が合わなくて行けなかったので、6月9日のラクーア以来。
 渋谷タワレコNHKMUSIC JAPANラクーア、ときて4回目。ももクロと出会って約半年、今のところ今年度はももクロに捧げていると言っても過言じゃない(大げさ)。
 10月9日、秋葉原石丸ソフト7階土曜日17時半からの回に行ってきました。興奮が冷めないうちに書いてしまおうと思う。今現在、日付が変わる直前なんだけど、2時20分からの「アイドルちん」に間に合うように書き終えたい。書き終えた現在、三時半。アイドルちん観終わった。
 
 14時前に整理券を取りに行って、200番代前半。秋葉原はこないだのtofubeatsMUROさんのMOGRA以来だった。
 17時半開演予定だけど押してたと思う。会場前方には6列くらい椅子があって、その後ろにスタンディング。
 200番代ともなるともちろん座れなくて、人がたくさん立ってるし、「どうしよう全然見えない」とか言ってたら近くにいた親切な方が「女性席ありますよ!」って言ってくれたので、下手前方の女性席へ。あの川上さん(ももクロのマネージャーさん。多分。坊主頭にメガネとガタイの良さでインパクトある方。常連の人達を仕切りまくっていた)が愛想よく案内してくれた。
 女性客は20人ちょいいたと思う。私は座るよりも立って観たかったんで女性席最後列の後ろに立ってた。(女性席、っていうかゾーンね。女性席に収まらないので立ってる女性も何人かいました)

 メンバーはココ☆ナツのスカート(たぶん)に各自のツアーTで登場。
 まず、あかりがショートボブになっててびっくりした。顎下の重めボブ。かなこブログのこの画像 と ももかブログのこの画像 が可愛い。
 ストレートロングもよかったけど、今の方が攻めてるというか個性が出てて好き。「キミトセカイ」のPVみたいなゴスっぽい(っていうの?)メイクとかはまりそう。
 心なしか今日はアイメイクががっつりしてた気がするけど、きっとがっつりのほうが今の髪型にははまるはず。握手会のときちゃんとアイメイク見たかったんだけど余裕なくて忘れてた。
 本人がMCで何度も言及してたけど、「巻かなかったら『ストンパーーーン!!!』ってなる」らしいから、ストパーが残ってるのね。ストンパーーーンの時もシャープな印象になりそうだから見てみたい。

 ココ☆ナツ
 ココ☆ナツは今回のツアーじゃやらないこともあったらしいんだけど、観たことなかったし好きな曲なんでやってくれてよかった。

 東京アイドルフェスティバルココ☆ナツ

 サビで手をニワトリみたいにして「ココココーココーコーコー」ってやるのが楽しい。こっちも適度に一緒に動ける(非オタ芸)曲は一体感が出ていいね。
 あとラスサビ前の「バーニーーーーン!リンボーーー!」のとこはやっぱ盛り上がる。

 ピンキージョーンズ

 まさに私が観たライブの模様。

 PVではサビの振り付けがスマイレージの「頑張らなくてもええねんで!」っぽいのかなーと思ってたんだけど、実際観ると違う(ってスマを生で観たわけではないので、同じ条件下での比較じゃないんだけど)。
 ピンキージョーンズはもっとハードに動きまくる印象(どっちのほうがいいとかじゃなくて)。足を上げて同じ位置で静止してる時間がスマより短いんだと思う。足上げたらすぐ股関節から太股ひねってるし。
 かなこのハイキックは本当によく足が上がってて、見てて爽快。身体能力の高い人の動きはいいね。
 イントロで左右に揺れる振り付けのももかは楽しい。センターだし。怪盗少女の「チャイムが鳴ったら急いで集合」のとこもだけど、ももかは横の動きが好き。
 サビの「さあ来い さあ来い」のとこで左右に揺れながら手をぐるぐるする振り(踊りの素養がないから踊りの描写が全くできません!)のれには他の瞬間に増して全力で踊ってます感があっていい。
 生「お口あ〜ん」のあーりんは期待してたほど爆発力なかったけど、身のこなしがいちいちキャラと合ってて踊りも女の子らしい。
 しおりんはなんでも無難にこなすよなあって印象。脚を見てるとやっぱ筋肉質だなーと思う。
 あかりは「君 夢 友情」のときの表情が素敵だった。かなこは常に笑顔での顔芸だけど、あかりは感情を込める感じの顔芸な印象。

 キミトセカイ

 今回のライブの模様。

 公式での15秒PVしか観たことなかったので、イントロ聴いても一瞬わからなかった。
 50秒あたりから、あーりんとあかりが絡んだりとか。「君となら世界変えられるの」とか、「セカイ系」的な(本当にセカイ系なのかはわかんないけど、セカイ系のパブリックイメージそのままな)歌詞。
 「ピンキージョーンズ」に「ココ☆ナツ」と一緒に入ってる曲なんだけど、あんまりインパクトはなかった。

 Words of the mind
 この曲ではももかがいつも軍手とかスパンコール(たぶん)のついた手袋をして、曲の間に客席に投げるんだけど、今日は紙(たぶんA4)に書いた「手袋」。
 投げるときには紙飛行機みたいに折って投げてたんだけど、全然飛ばなくて、最前の女性にほぼ投げ渡し状態だった。

 曲終わり4分38秒あたりからの、並んでポーズとっていくとこが好き。やっぱりこの時はあかりを見ちゃう。
 それとあーりんラップの「MCあーりん」も好き。MCって単語にあーりんって単語がくっついちゃうのかよ!っていう。面白い。

 行くぜっ!怪盗少女
 やっぱこの曲は盛り上がる。ライブで聴くのはこの曲が一番好き。何度聴いても色褪せない名曲。
 各メンバーのキャラクターに合わせた見せ場がちゃんとあるのが安心する。

 アンコール
 走れ
 サビの振り付けが手を振ったりして簡単だから一緒にできて楽しい。ラスサビ前のラップ的なとこ好き。

 走れで掃けた後、れにが一人ステージへ。当然客席はダブルアンコールを求めて「アンコール!アンコール!!」って言ってる。
 そこで、「お前ら!ももクロちゃんのアンコールは何度でもあると思ってんじゃねーのかぁぁ!!」
 「お前ら!!ももクロちゃんと一緒に天下を取りたいかぁぁ!!」(ヲタ、歓声で応える)「取りたいかぁぁ!!」(更に歓声)
 っていう流れがあったんですけど、肝心なれにのセリフの細かいとこ全然覚えてない。でも私はこのMCのとき一番盛り上がった。こういうアホのような煽り大好き。
 これって川上さんはじめスタッフにプヲタがいるから出てくる発想だよなと思う。こういう茶番は大歓迎なのでどんどんやってほしい。
 「いっつもいっつもアンコールがあると思うなよぉぉぉ!!」みたいなセリフもあって、その時「もっとぉぉぉーーー!」って言いそうになったんだけど、客席は静かになっちゃうタイミングだったっぽいし、女性で叫ぶ人あんまりいなかったから自粛。 
 それにしてもいい茶番だった。この瞬間のために来たんだと思えるくらいよかった。

 ダブルアンコール
 ピンキージョーンズ

 MC
 途中でMCがあったんだけど、どのタイミングだったか忘れちゃった。たぶんピンキージョーンズの後、だったような。
 やっぱりあかりが髪切った話になって、「今日午前中の立川ではみんなヅラを被ってたので地毛ってバレなかったけど私だけ地毛だったんです」(細かい言葉は全く違ったと思う)って言ってた。
 MCを仕切ってたのはあかり。いつもこんな感じなのか今回たまたまだったのか分からないけど、MCの途中でも叫ぶのをやめない人が結構いて、MCが進まないときが多々。そういう時に「シーッ!」ってやってたのもあかり。
 ここらへんにスキがない・そつがないというか、なんとなくしっかりしてるように見えるから、「コミュニケーション」(あくまでカギ括弧付き)を楽しもうとしてる人が多い握手の列が一番最初に途切れるんだろうなーと納得。

 握手
 あかり→しおりん→かなこ→れに→ももか→あーりんの順だった(たぶん合ってるはず)。
 アイドルとの握手は℃-uteの暑中お見舞い申し上げます女性限定イベ(全員)、5月のももクロ渋谷タワレコイベ(あかりのみ)以来。
 握手せずに帰るつもりでいたので何も考えてなくて、折角の機会をちゃんと楽しめたかっていうと不完全燃焼だった。
 私は偶像は偶像だと思ってるから普段付き合う人を見るときの判断基準とは違うとこでアイドル(というか芸能人ね)をはかってて、いわゆる愛想の良し悪しがアイドルの評価に直結することはない。
 今のところ握手は好奇心でやれるもんならやってみようっていう位置付け。何を目的に握手しに行くかは人それぞれだと思うけど、各人アイドルに期待するものが違ってて握手は面白いなと思う。
 ℃-uteの握手は一瞬で流されるから、単に接触するだけなんだけど、ももクロの握手は会話ができちゃうので人によって捉え方がいろいろあるんだろうな。握手は興味深い。
 渋谷タワレコのときはサインと握手で40秒から1分弱あったと思うけど、今回はだいたい一人当たり20秒くらいだった。
 「何を言ったらあっちがリアクションを返しやすいか」とか「何を言ったらあっちがアイドル的に嬉しいのか」とか考えつつ並んでたけど、しおりんとかなこは何言うか思いつかなかった。
 で、その二人に関しては何も考えずに「初めましてー!」って言ったら「初めましてー!百田夏菜子です!」って言ってくれたり、「またライブ来て下さい!」とか言ってくれるので、(当たり前かもしれないけど)プロなんだよなー。
 あかりには髪型のこと、れににはピンキージョーンズのれにパートの歌詞がれにに合ってると思うってことをとりあえず言っといた。
 ここの二人に関しては打った球がどう返ってくるかわかんなかったから言いたいことだけ一方的に伝えることにしといた。
 で、ももかには横揺れの振り付けがももからしくて好きですって言おうとしてたんだけど、カウンターで「可愛い…」って服見て言われてびっくりした。いわゆるアイドルっぽく「可愛い!!」じゃなくてぼそっと「可愛い…」なのがすごい。
 あーりんにはピンキージョーンズの跳び箱飛ぼうとした後のリアクション(跳び箱の上で跳び箱叩く)があーりんらしくていいって言ったんだけど、「ほんとに飛べないんだよぉ〜!(語尾上げ)」ってリアクションでこれまたびっくりした。
 MCとか公式での「あーりん」キャラクターを維持してフリートークでも打ち返すってほんとすごいことだと思うんだけど。芸歴長いとこういうことできるようになるの?やっぱ個人のポテンシャルなのかな。こればっかりは知る由もないけど。
 こんなにすごいリアクションが返ってくるなら、アイドルとの握手に過剰な期待をしてしまう人がでてくるのも頷けてしまう。
 私は常連になって握手のとき「いつもありがとうございます!」的なことを言われたいとは全く思わないんだけど、アイドルとファンっていう関係性のもとどんなキャッチボールができるのかってことをとても興味深く思うので、また機会があったら握手してしまいそうな気がする。

 長かった!アイドルちん終わってしまった。
 今回はほんとにお腹いっぱいになるイベントでした。聴きたい曲聴けたし、見られたし、握手でプロの仕事を体験できたし。
 一回のライブで十分楽しいし、何度もライブに行くと有難味が薄れるというか、感覚が麻痺してしまいそうなので、ピンキージョーンズツアーは一度きりだけど、やっぱり行ってよかった。
 今はNHKMUSIC JAPAN の抽選待ち。怪盗少女のときみたいに大きなステージで観るのも近距離イベントにない楽しさがあったので、今回も当たるといいな。