sparklersの日記

自己顕示欲と羞耻心と。私に都合のいい私の話。

快や不快を越えた衝撃 アラン・プラテル OUT OF CONTEXT – FOR PINA

 今日、というか日付の上では昨日の10月4日、アラン・プラテルの公演@青山円形劇場を観てきた。
Dance Triennale Tokyo 2012 » ARTIST:アラン・プラテル/les ballets C de la B[ベルギー]
 久々にがっつりコンテンポラリーダンスを観たので、それだけで充実感や満足感はある。
 序盤はほんとに前衛!!!という言葉を意識させられるような難解さで正直自分の観方どころかおそらく多くの人がそうするであろう観方すらわからず、ああこれは今の自分が観る作品ではなかったのかも……と思っていたのだけど、中盤は単純にfunnyの意味で楽しめた。
 円形劇場は演者と観客が近いから、息遣いが感じられ肌にうっすら滲む汗まで見えるどころか、尾籠な話だが汗の臭いまで漂ってきた。ダンサーの肉体の質量や弾性を強く意識させるような振り付けだったと思う。
 今回私はおそらくこの演目をそんなには味わえていない部類の観客だったのだけど、黒田育世のようなある意味わかりやすい作品ばかりでなく、このような作品を好む観客がいなければ日本のコンテンポラリーダンスの層というものも広がらないのだろうなと思ったり。なんせ観てきたものが圧倒的に少ないから、当てずっぽうしか書けないんだけど。
 思えば私が初めてコンテンポラリーダンスの公演に足を運んだのは三年前のダンストリエンナーレトーキョー、黒田育世の『矢印と鎖』であった。それからちょうど三年、そう多くの公演を観てきたわけではないけど、確実にコンテンポラリーダンスは私の生活の一部になった。
 会場でもらった大量のチラシを仕分けしてスケジュールとにらめっこする作業に入る。