最近読んだ本、ほとんどkindleか青空文庫で読めるもの
吉田修一の初期作品、読み尽くしたのでは。明らかに荒削りなものもあって面白かった。どんどん洗練されていくのがわかる。
山崎ナオコーラは『長い終わりが始まる』しか読んだことなかったので。この作品はうーん。巧いんだろうけど。
角田光代作品、読んだことなかったので。どれも一気に読める。巧いんだろうけども、、も、、
久世光彦が空中庭園を批判して作者の新境地が開けたと聞くが、確かに家族は辛い、不自由、だけどそれを書いて表現したところで、だから何?となるのはわからんでもない。
小島信夫。村上春樹の読書入門みたいな本に出てた『馬』という短編目当てで。『馬』、なるほど面白い。
これは結構前に読んだのだけど、村上春樹はこう読んでいるのかふーむ、という勉強になりました。
杳子しかまだ読んでないけど。描かれる杳子のイメージがものすごく山口小夜子だなーと思いつつwikiを読んだら、なんと杳子の実写版で山口小夜子が演じていたそうで。あの時代のアイコンだったということなのか。
杳子と主人公が邂逅する山中の描写は圧巻であった。
古典です。読みやすい訳でした。とてもエンタメであり、ひりひりする。
やっとカズオ・イシグロ読みました。巧いよなあ……。
まとまりかたが強引すぎて……。単なるちょっといい話になってしまっていたので残念だった。
自分でも意外なことに読んでなかった。なんで読んでなかったんだろう。やっぱり面白いなあ。畳み掛ける台詞がたまらない。
これら、ここ2ヶ月くらいで読みました。ほとんどはkindle版か青空文庫で。一番最後の横光利一は本のほうが読み良さそうだから、岩波文庫を鞄に入れっぱなしにしてます。久々に川端康成の短編を読みたい気分になってきたがお金がもったいないので青空文庫で読める他の作家のものを探そうかなあ。