sparklersの日記

自己顕示欲と羞耻心と。私に都合のいい私の話。

つぐみと「石川県伍三市」のはなし

 つぐみという女優さんがいる。ゴールデン帯のドラマで上の番手にいるようなタイプの露出の女優さんではないんだけど、とても好きな女優さん。
 初めて知ったのは5年前にフジテレビの深夜にやってた「劇団演技者。」というドラマ。ジャニーズがメインを演じ、脚本は有名な劇団の人が担当というスタイルで、全四話構成でいろんな話をやってた。
劇団演技者。 - Wikipedia
 2005年の夏、ザッピングしてたらたまたま「石川県伍三市」という話が放送されていたんだけど、その話のヒロインがつぐみだったのだ。
 「石川県伍三市」は本谷有希子が原作・脚本なんだけど、全四話中の第二話だか第三話だかから見始めたのにがっつりはまってしまった。
 というのも櫻井翔演じる主人公のひきこもりの少年が自意識をこじらせににこじらせていたのが、当時ほぼひきこもりで対人恐怖気味だった私に大いに響いたからだった。櫻井翔のせりふに「僕は誰にも影響しないし誰からも影響されない。こうやってずっと生きていくんだ」というようなものがあって(厳密には全く違う言葉だと思うが大体こんなニュアンスだった)、この台詞は今でも私が切望するところでもあるんだけど、とにかく私はこんな思い切った台詞を主人公に言わせてしまう脚本は本当に思い切っているなと思ったのだった。今思えばさすが本谷有希子と思うのだけど。
 つぐみはその中で櫻井翔を魅了する謎の女を演じていた。私が観た限りではずっと白いワンピースを着ていて、黒髪ぱっつん前髪から覗く大きな瞳が私好みだった。
 調べてみると1976年生まれと決して若くはなく、それなのに少女のように見える年齢不詳なところも魅力だと思った。
 つぐみはその後本谷有希子の舞台なんかにも出て、「緋の十字架」という昼ドラで二番手だったかを演じたり、ファンケルのCMにも出たり、色々と目にする機会はあったのだけどここ数年は全く活動をしていなかったみたい。
 先日、つぐみは公式ブログを開設し、twitterを始めた。ブログによれば三年ぶりに活動をしたとのこと。
 そういうわけでつぐみをまた見ることが出来るのが嬉しい。ブログの画像は相変わらず可愛らしくてすてき。
http://twitter.com/tugumi0221
http://blog.livedoor.jp/tsugumi0804/