最近読んだ漫画(ほぼkindle版あり)
文化庁メディア芸術祭での展示を見て即購入。女性の自意識ものとひとくくりにするのは簡単ですが、これだけの不幸やトラウマなどが数多の作家によって繰り返し繰り返し繰り返し描かれてきたのはそれだけ世の中は不幸に満ち満ちていて、よくあることで、というあかしなのだなとも。性的なトラウマを抱える主人公は最終的に愛に救われるのだが、王子様待ちして救われる『姉の結婚』となにが違うのか、と意地悪な目で読んでしまわないでもない。
しかし作中の畳み掛けるモノローグは巧いので何度も読んでしまう……。単行本持ってますが、諸事情で長期入院してたときにkindle版も購入してしまった程度には愛着あり。ルネッサンス吉田さんの小説を読みたい。今度個展とトークショーがあるそうなので是非行こうと思っている。
私の抱えるものも是則そういうもので、女体を持って生まれた個人は各々そういったものを抱えねばならないのだなと思うと暗澹たる気持ちでいっぱいです!!!
『愛を喰らえ!』を読み、続いてこちらも。こちらはうーんフィールヤングですね!!と思いました。巧いけど。こういう痛々しいのはもう読み飽きた。『愛を喰らえ!』も痛々しいけど、『恋のシャレード』は突き抜けた痛々しさでないので既視感しか感じられず。
kindleで購入。男性の同性愛ものでしたが、こういうのって男性同士である意味あんのかなといつも思う。自分にBL萌えが全然わからないんだけど、性別なくってだれでも妊娠出産できるように人間が作られていたらBLは生まれなかったんだろうなーといつも思う。
柏木ハルコ、なんだかんだ読んだことなかったので。10年以上前にダヴィンチの呉智英のコラムで知った気がするんだけど、ここにきてふと思い出し。面白かったのでこちらもkindleで一気読み
性とか愛とかの話。単なるエロには終らない。
こちら、kindleで安かったので。湿度の感じられる絵柄だなーと思いつつ読みました。多分この方まだ荒削りと言えるところにいらっしゃるのでは。こんなもんではない作品を描かれる気がする。扱っているのは性なんだけど、人物の描かれ方がなんか雑なような。下巻はkindle版がまだだそうなので、待ち。
評判をよく聞いてたのでkindle版で一気に。海野つなみ先生の作品は小学生のころなかよしで読んでたので、お久しぶりで御座います……と思いつつ。
いかにもドラマ化されそうで、適度な問題提起と適度なコメディと適度なラブがある作品。ある意味『姉の結婚』 と同じく、ものすごく都合の良いファンタジー。でも続きはきになる……。どう転がしてまとめるのかなーという。